宮崎市フェニックス自然動物園の「トワイライトZOOウォッチャー」がすごく良かった!
期間限定で開催されている「トワイライトZOOウォッチャー」に家族で参加しました。
- トワイライトZOOウォッチャーとは
- 参加してみた
- えっ!絶滅危惧種?
- ZOOウォッチャーでしか見れない、できない貴重な体験!
- 行って良かった
- 持って行くと良いもの
- 宮崎市フェニックス自然動物園アクセス・営業情報
トワイライトZOOウォッチャーとは
宮崎市フェニックス自然動物園が7〜8月の週末に開催しているイベントです。飼育員さんの解説を聞きながら、夜の動物園を見学することができます。
*今年の応募は終了しています。6月に応募開始、先着順で定員に達し次第締め切られます。
昼の動物園の記事が読みたい方はこちら↓からどうぞ。
miyazakigurashi.hatenablog.com
参加してみた
17時半から受付開始です。受付で班番号を渡され、ゾウさん展示前の広場にグループ別で集合します。
副園長(この日は園長が休みのため)のお話を聞いた後、ツアーがスタート。
まずはゾウのみどりさんから。体重が3770キロ。うんちが1日30〜40キロ出ること、タイから来たことなど詳しい説明が聞けます。
また、タイからゾウ使いの方も一緒に来ており、象舎の上の部屋(上の写真で窓があるところ)で暮らしていたことも教えてくれました。
約300羽のフラミンゴがいて、展示数が日本一であること、
宮崎県で保護されたタヌキを飼育していること、
キリンは口蹄疫にかかる可能性があったため、流行した2010年に休園したことなど。動物展示を見るだけでは分からないお話を聞くことができました。
えっ!絶滅危惧種?
動物園は「種」の保護にも力を入れているそう。
例えば、フェニックス動物園の3頭のキリン。マサイキリンという種類で、日本で8頭しかおらず、そのうちメスが2頭のみ*。
2019年に絶滅危惧種に指定され、動物園も繁殖の努力をしていますが、将来日本でマサイキリンが見えなくなる可能性もあるそうです。
*多くの動物園にいるのはアミメキリンです。
ケープペンギンも飼育されていますが、これも絶滅危惧種。自然ではあと15年程で絶滅してしまう恐れも。日本の動物園や水族館ではよく展示されているので、「絶滅危惧種」だなんて全く知リませんでした。
ZOOウォッチャーでしか見れない、できない貴重な体験!
普段水中で大人しくしているワニガメを持ち上げてくれ、口の中を見せてくれました!10キロくらいあります。
特定動物に指定されており、佐土原川から保護されたそう。
なんとダチョウの卵の上に乗る、人生初の経験もさせて頂きました!もちろん中身は入っていません。
ヒナが出やすく、外からは守られるように、中からは割れやすく、外からは割れにくい構造になっているんだとか。ダチョウが100キロ以上あるので、それぐらいまでは乗っても割れないらしいです。
この体験ができるのは、1グループ1人だけ。やりたい方はぜひ立候補を(私の班は他にやりたい人がいなかったため、やらせてもらいました)。
行って良かった
今回「ZOOウォッチャー」に参加し、絶滅しつつある動物の保護や繁殖に動物園が重要な役割を果たしていることが分かりました。また、動物園は子どもに「環境を守ること」、「動物と共存すること」の大切さを伝えることができる貴重な場所であることに気付かされました。
ツアー中にたくさん質問をしたのですが、飼育員さんはとても丁寧に答えてくれました。動物の生態、飼育方法や動物園の裏話まで知ることができました。すごい情報量!!
子どもたちも興味津々で話を聞いていて、親子で本当に参加して良かったです!!ありがとうございました。
持って行くと良いもの
・食べやすいおやつ(ツアーは17時半受付、20時終了。子どもはお腹が空きます。)
・虫除けスプレー(必須)
・懐中電灯(19時半以降はかなり暗いです。)
・ベビーカー(園内を2時間程歩きます。小さい子がいる場合、持参するか受付でレンタルをおすすめします。)
宮崎市フェニックス自然動物園アクセス・営業情報
・【営業時間】9時~17時(入場は16時半まで)
・【定休日】】毎週水曜日(春休み、夏休み、冬休み期間は開園)、12月31日
・【電話】0985-39-1306
・【アクセス】宮崎駅から車で約15分
宮崎駅よりフェニックス自然動物園行きバスで約35分
・【HP】宮崎市フェニックス自然動物園<宮崎の動物園・遊園地・流れるプール・レストラン>トップページ